ラオスは世界屈指の最貧国といわれています。国民一人あたりのGDP(国内総生産)が日本の100分の1という経済状態のラオスでは教育の状態は深刻です。ラオスで唯一の義務教育である小学校は8,600校ほどありますが、約半数の小学校が教室不足のために低学年クラスだけの不完全学校で、就学率も約80%程度しかありません。また、中等教育である中学校と高等学校の数は、小学校と比べて極端に不足しています。しかも、ほとんどの校舎は竹やニッパ椰子の葉で葺かれた建物で、大雨や強風のため校舎が壊れて授業を受けられなかったり、子どもたちが怪我をすることさえあります。鉄筋コンクリート造りの学校は、全体のわずか6%に過ぎません。 |